福岡県の糟屋郡新宮町は、九州北部エリアの福岡市から15キロメートルほど北東に位置している町です。その面積は約19平方キロメートルで、その中には約3万人の人々が生活しています。人口はこの30年以上増加の傾向が続いていて、20歳以下の未成年者や30歳前後の子育てファミリー層などの人口が多いのが特徴です。
糟屋郡新宮町では、「子ども発達支援センター」を開設して、乳幼児の定期検診や子育て相談などを行うことにより子育て支援活動に力を入れています。また、子どもが増加傾向のこのエリアでは、幼稚園や保育園の需要が急速に高まり、陽千恵園では定員制の導入により充実した保育ができるようにしていると同時に、認可保育所数を充実させることにも力を入れています。小学校については、「立花小学校」・「新宮小学校」・「新宮東小学校」・「相島小学校」、中学校については「新宮中学校」、「新宮中学校相島分校」など多数の学校を充実させることにより教育環境の充実を実現しています。福岡県では60歳以上の子育て支援活動に興味がある人を「子育てマイスター」として認定・登録して子育てに関して様々な支援活動を行える制度も導入しています。
健康については、子ども・成人向けに各種健康診断や、定期予防接種などを行うことにより病気の予防や早期発見に力を注いでいます。