九州エリアの比較的北部に位置し久留米市から約11キロメートル南東側に位置している福岡県の八女市は、約482平方キロメートルの面積があり、約6万5千人の人々が生活しています。人口はこの20年ほど徐々に減少傾向にあり、特に女性を中心に60歳以上の高齢者の占める割合が高くなってきていて、少子高齢化が進んでいる地域です。
八女市では出産一時金の支給により少子化対策に本格的に取り組みを見せています。また、入用児・こども医療制度を導入することにより0歳から15歳までの子どもに関する医療費の助成を行うことにより経済的な側面から子供の医療をサポートしています。更には各種予防接種の実施により市民の病気の予防活動や、特定健康診断の実施により市民の病気の早期発見にも力を入れています。増加傾向の高齢者については「配食サービス」の実施、「緊急通報装置」の設置、「生きがいデイサービス」の施設の充実、生活管理指導員の派遣、介護用品給付などに寄り各種福祉サービスを充実させています。休日や祝日の医療についても、当番医制度を導入することにより、休日でも市民が医療を受けられる態勢が整えられていて、安心して生活できるエリアです。