福岡県「柳川市」の医師求人特集(生活&医療情報)

柳川市の生活関連情報

柳川市は福岡県南部の筑後地方の中心部に位置する、人口が約6万8000人程度の都市です。地理的には有明海に面している他、筑後川と矢部川という一級河川が市の中心部を通っており非常に水が豊富で水の都とも呼ばれています。市内には掘割と呼ばれる水路が東西方向にも南北方向にも張り巡らされており、独特の街並みを形成しています。産業としては有明海における養殖業の他、水産資源が豊富であるため市内には漁港が数多くあります。養殖業では特に海苔が有名です。
柳川市は交通の要所として中世の頃から重視されており、現在も西日本鉄道の天神大牟田線が通っています。その中でも西鉄柳川駅は中心的な駅であり、特急を含むすべての列車が停車します。バス路線としては堀川バス、西鉄バスの他に「べにばな号」というコミュニティバスも運行しており、市内の移動には非常に重宝されています。
柳川市内はこの地域の中心的な都市であることから教育機関も豊富にあり、高校は私立高校が2校、県立高校が1校あります。また中学校は6校、小学校は19校でいずれも市が運営しています。特に小学校の数が充実しているのが特徴です。育児環境としては平均的であり、市内には17軒の保育所と9軒の幼稚園があります。

柳川市の医師に関する情報

柳川市は地理的には佐賀市に近いですが、福岡市との結びつきも強く、高度な医療が必要な場合には両者の医療圏の恩恵を受けることができます。一方で一般的な診療を受ける環境は市内で充分賄うことができます。市内には6つの病院施設があり、いずれも救急外来を毎日開いている総合病院であるため、市民はどの病院を受診してもしっかりとした診療を受けることができます。この体制を支えているのが市内で働く120人にも及ぶ医師で、人口一万人当たりに換算すると約16.8人であり、県内では平均を少し上回るレベルです。
これらの病院を軸として一般の診療所が61施設、歯科診療所が40施設あります。これらの診療所の数としては県の平均を大きく上回っており、市民は病気になった時に受診するクリニックを選択することができます。また、これらも数多くの医療機関を連携しているグループホームや老人ホームなどの福祉施設は市内に186か所あり、その中で働く従業者数は4271人にも及びます。1施設当たりの従業者数は23人であり、これは県内で第9位と健闘しています。豊富なスタッフ数を背景のこれらの福祉施設ではきちんとした利用者への介護サービスを提供しており、満足度も非常に高いです。
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