兵庫県「香美町」の医師求人特集(生活&医療情報)

香美町の生活関連情報

香美町の温泉といえば、清流矢田川と緑豊かな山々に囲まれたかすみ矢田川温泉や、中性の単純泉が自慢のふれあい温泉「おじろん」、ラドン(ラジウム)が特徴のハチ北温泉「湯治の郷」、国道沿いでアクセスが便利な村岡温泉などがあります。食で有名なのは、香住ガニです。ランチフェアが実施されているときは「カニカニカーニバル丼」や「香住ガニ天丼」、「香住ガニバーガー」などオリジナリティあふれる料理で香住ガニを堪能することができます。

香美町の医師に関する情報

兵庫県香美町は人口18,070人(2015年国勢調査)が住んでいます。香美町の医療施設数は、病院が2施設(公立香住病院:50病床、公立村岡病院:42病床)あります。また一般診療所を調べると7施設のみしかありませんでした。この医療機関数の絶対数だけで判断すると、医療機関数が少ないように感じます。では、人口対比でチェックした場合はどのような状況になるのでしょうか。調べてみると、病院数は全国平均に比べて非常に多く、一方で人口対比で見た診療所数は全国平均値に比べて非常に少ないことが分かりました。具体的なデータをご紹介しましょう。香美町の人口10万人あたりの病院数は全国平均値6.51に比べ11.07と約2倍という状況でした。次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均値68.89に対して38.74と約半分であることがわかりました。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)これらのデータから、香美町は、一般診療所が少ない分、病院でカバーしていることが伺えます。では、香美町の医療機関で働く常勤医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。香美町内の常勤医師在籍数を調べると、17名在籍していました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)この常勤在籍医師数を、先ほどと同じように「人口10万人あたり」でチェックすると、全国平均医師数246.00人と比較して94.08人と約3分の1強であることがわかりました。つまり、現時点での香美町の医師数は全国平均に比べて不足状況が深刻であると言えます。医師不足が深刻な地域や医療機関の場合、医師の採用に積極的になりますので条件交渉がしやすくなります。そのため、転職するタイミングとしてはベストだと言えます。しかし今後、2025年問題や過疎化・高齢化、IT医療技術の発展や遠隔診療(オンライン診療)が可能になると、医師募集ニーズは大きく変動する可能性があります。これらのことを考えると、現時点の医師募集状況だけで転職すべきか否かを判断するのは賢い選択とは言えないでしょう。ではこれからは、どんな情報を転職前にキャッチしておけば良いのでしょうか。1つの基準となるのは「現在から25年後までの高齢者人口の推移」です。これらのデータから、香美町における数十年後の医師募集ニーズについて推測できるようになります。すると、転職するかを判断する時に非常に参考になるでしょう。ここでは、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」を参照したいと思います。この推計値によると、香美町の2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では96、2025年は92、2030年予測では86、2035年では80、2040年予測では73、2045年予測では65と現状に比べて約35%減少することがわかります。この医療ニーズの減少に伴い、医師募集ニーズも現状に比べると急激に減少する可能性が高いと言えるでしょう。次に「介護需要データ」をチェックしてみましょう。このデータによれば、香美町の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では100、2025年は100、2030年予測では100、2035年では97、2040年予測では91、2045年予測では82と、2035年まではほぼ変動しませんが2040年から減少傾向にあることが分かります。つまり、香美町の医療・介護ニーズのデータから、医師募集ニーズは減少傾向にあると考えられます。医療・介護での需要変動は医師の募集ニーズに深く関係しています。転職時にチェックしておくことで、中長期的な視野で転職先を決定することに役立ちます。また、ご自身で情報収拾する時間がない方には、頼れる医師専門の転職エージェントにサポートしてもらう方法もお勧めです。
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