兵庫県「加東市」の医師求人特集(生活&医療情報)

加東市の生活関連情報

加東市は、ゴルフのまち・山田錦のまち・自転車のまちです。大阪や神戸から車で一時間ほどの距離にある加東市内のゴルフ場には年間約80万人のゴルファーが訪れています。また、創業100年以上の酒造会社が山田錦を使って作る日本酒は、全国新酒鑑評会で七度の金賞を受賞するなど注目されています。自転車のまちとしても有名な加東市は、桜の名所と観光施設を巡りながらスイーツやグルメを堪能できるサイクリングイベントを開催しています。


加東市の医師に関する情報

兵庫県加東市は人口40,310人(2015年国勢調査)が住む市で、北播磨医療圏(西脇市|三木市|小野市|加西市|加東市|多可町)の中では人口が少ない市と言えます。医療施設数は、病院3施設(医療法人尚生会 加茂病院:402病床、加東市民病院:139病床、松原メイフラワー病院:99病床)、そして一般診療所が25施設あります。加東市の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較すると、病院数・診療所数ともに全国平均値より少ないことがわかりました。詳細なデータを紹介します。加東市の人口10万人あたりの病院数は全国平均値6.65に比べ2.48と約半分以下でした。また加東市の一般診療所数を人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値71.57に対して62.02と約9ポイント低い状況でした。(参照元:2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)医療機関数では全国平均以下という状況の加東市ですが、常勤医師在籍数はどうなのでしょうか。加東市内の常勤医師在籍数を調べてみると、58名が在籍していることがわかりました。(2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)この在籍常勤医師数は、人口10万人あたりの全国平均医師数246.00人と比べてみると143.88人と約103ポイントも低い状況であることから、現時点の加東市で働く常勤医師数は不足傾向であると言えます。翻って、加東市の常勤医師募集ニーズは全国に比べて非常に高いと言えるでしょう。しかし、加東市のように決して人口が多くない地域では、今後人口が減少することが考えられます。また2025年問題と言われる「団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療ニーズの急増が危惧されている問題」など、医師の募集ニーズに影響を与える要素があるため、現時点の募集ニーズだけを考慮して転職を決めるのは時期尚早と言えるでしょう。そこで、加東市の数十年先の高齢者人口の推移をチェックし、将来の加東市の医師募集ニーズがどのように変化するのかご紹介したいと思います。加東市の数十年先の医療募集ニーズを表す推計データとして、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」があります。この推計値によると、加東市の2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では104、2025年は107、2030年予測では109、2035年では109、2040年予測では109、2045年予測では108と微増傾向であることがわかりました。つまり、医師募集ニーズは現状よりもやや高くなると予想できます。次に「介護施設の需要データ」もチェックしていきましょう。このデータによれば、加東市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では108、2025年は123、2030年予測では132、2035年では134、2040年予測では135、2045年予測では137と増加し続けると予想できます。これらのデータから、介護現場での医師募集ニーズは今後ますます高くなると考えられます。
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