兵庫県「神戸市長田区」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県神戸市長田区は人口97,912人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院が11施設(神戸市立医療センター西市民病院:358病床、神戸医療生活協同組合　神戸協同病院:167病床、神戸朝日病院:134病床、医療法人楠和会　公文病院:111病床、適寿リハビリテーション病院:110病床、丸山病院:105病床、医療法人社団　十善会　野瀬病院:90病床、新長田眼科病院:20病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が97施設あります。この神戸市長田区の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較した場合、病院数・診療所数共に全国平均よりも多いことがわかりました。例えば神戸市長田区の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して8.17と約2ポイント高くなっていました。次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値を見てみると、全国平均値68.14に対して99.07と全国平均より約31ポイント高いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、神戸市長田区の常勤医師在籍数の状況についてもチェックしてみましょう。兵庫県神戸市長田区に在籍する施設別常勤医師数は266名であることがわかりました。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）在籍常勤医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、神戸市長田区は271.67人と約34ポイント高いことがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）つまり、兵庫県神戸市長田区の医師数は、全国に比べると多い傾向にあると言えます。では今後、神戸市長田区の医師や医療施設のニーズはどう変化していくのでしょうか。将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」をチェックすると未来の様子が伺えます。神戸市長田区の場合、2015年実績を100とした場合、医療の需要予測指数は2020年予測では101、2025年は100、2030年予測では96、2035年では91、2040年予測では88、2045年予測では85になるという予想が出されています。また、神戸市長田区の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では110、2025年は117、2030年予測では114、2035年では106、2040年予測では102、2045年予測では102になる予測が出ていました。この予想データからもわかるように、神戸市長田区の医療ニーズは徐々に減少し、介護ニーズは2025年頃までは増加するも、その後減少していくことがわかりました。これに比例して医師の募集ニーズも増減するでしょう。今後、ますます人口減少が続くことから、神戸市長田区の医師募集ニーズも今までのように維持できる可能性は低いと考えるのが自然だと思います。また、今後は医師の職場にも「働き方改革」の波がやってくることを考えると、医師の募集のされ方も大きく変動する可能性があります。今までのように、引く手数多という時代は終焉に向かっていくかもしれません。しかし、悪いことばかりではありません。今後さらにワークシェアやIT技術が発展することにより、医師にしわ寄せが来ていた業務量や責任など、バランスよく分散できる可能性も考えられます。大切なのは、転職時に今後数十年の医療ニーズの変化や働き方の変化など、変わりゆく時代の流れを確かな情報としてキャッチし、柔軟に対応していくことではないでしょうか。もし転職などを検討されているのであれば、医師専門の転職エージェントに依頼してみると言う手もあります。気になる方はお気軽にお問い合わせください。