丸亀市は香川県の中西部に位置する地方都市で、人口は約11万2000人と県内で2番目に多い数字となっています。市の北側は瀬戸内海に面しており、瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島も市域の中に含まれています。そのため古くから海運が盛んで、瀬戸大橋の開業までは瀬戸内海の島々や本州方面への航路がとても充実していました。また、市の中央部から南側にかけては丸亀平野が広がっており、市域の大半を平地が占めているという特徴があります。平地の中には昔ながらのため池が数多く残されており、比較的のどかな街並みが広がっています。また古くから金刀毘羅宮への参道口として栄えた歴史を持ち、その土産物としてうちわの製造が伝統的に盛んであり、現在も全国有数の産地となっています。
丸亀市は海運が盛んであった一方で鉄道網も充実しており、JR予讃線や琴平電鉄琴平線が市内を走っており高松市などの県内の主要都市へのアクセスが非常に便利です。また、琴参バスや丸亀コミュニティバスの路線は非常にたくさんあり、追加料金なしで自由に乗換ができるという魅力もあります。
丸亀市内には小学校が18校、中学校が10校、高校が5校あり、それぞれ生徒数が約7000人、3600人、2900人でいずれも県内で2番目を誇っており、教育環境としても恵まれていると言えます。