高松市は香川県の中央に位置する県庁所在地で、人口は県内最多の約42万1000人を誇る大都市であり、国からも中核都市に指定されています。古くから瀬戸内海に面する港町として栄えており、現在も四国の玄関口として数多くの企業の本社・支社が置かれ四国の経済の中心となっています。また近年は中心商店街である丸亀町商店街周辺で大規模な再開発が進んでおり、今後さらなる発展が期待されています。またメインストリートである中央通りにはさながら東京を思わせるような高層ビルが林立しています。
高松市内では公共交通機関よりも道路がより整備されている傾向がありますが、それでも鉄道としては広域的な移動にはJR予讃線や土讃線、高徳線が利用され、市内の移動には琴平電鉄が用いられることが多いです。特にJR高松駅とことでん瓦町駅周辺は大きなにぎわいを見せています。この他市内には高松空港があり、数多くの国内線が運行していますし、ことでんバスを中心とした路線バスも充実しています。さらに市の交通の大動脈とも言えるのが高松自動車道であり、各企業の経済活動に大きく寄与しています。
高松市内の教育機関としては香川大学と高松大学という大学機関を筆頭に高校が14校、中学校が28校、小学校が54校といずれも県内トップの数を誇り充実した体制となっています。