出水市は県の北西部に位置する市で、鶴の渡来地として有名です。九州新幹線の停車駅がある市で、鹿児島中央駅まで繋がっています。九州新幹線が開通してからは生活圏の広域化が進み、鹿児島市への日常的な通勤、通学が毎月増加している傾向にあります。バスも空港行きのリムジンバスなどがでています。出水市の特産物としてはスナップエンドウが挙げられます。その他にも野田地区、高尾野地区では葉たばこが特産品で、高尾野地区ではそばの生産も盛んです。出水地区では郊外の国道沿いを中心に大型ショッピングセンター、外食チェーンなどが集まっていて生活しやすい環境です。日常的な購買商圏は隣接している市の他に、県境を越えて熊本県の水俣市まで及んでいます。
人口は約55000人で、学校は高校が5校、中学が7校、小学校が14校あり、小学校には幼稚園が併設されている学校があります。観光スポットは主に神社が有名で、箱崎八幡神社や熊野神社などがあります。催し物は、3月に中の市、8月には高尾野夏まつりが開催されます。出水地区の歴史としては、薩摩の中で国府が置かれた薩摩川内市と一緒に最も早くヤマト王権に属した市であり、薩摩国出水郡の地と呼ばれています。