鹿児島県「薩摩川内市」の医師求人特集(生活&医療情報)

薩摩川内市の生活関連情報

 薩摩川内市は鹿児島県の北西部に位置する市で、薩摩半島の付け根にあります。奈良時代のころから薩摩国の国分寺が置かれるなど、古代の文化が色濃く残る地域でもあります。かつては川内市を初めとする市町村に分かれていましたが、2004年に平成の大合併の際に現在の市になりました。旧川内市のエリアには市役所や消防本部、地方裁判所などの公共施設が集結しています。また、このエリアには大型電気店やショッピングセンターなどの買い物スポットも充実しているという特徴があります。交通機関としては路線バスとして南国交通などが運航しており、市内の各所をつないでいます。
薩摩川内市には36の公立小学校、15の公立中学校、3の県立高校があるなど、教育機関には比較的恵まれています。また、私立の中学校・高校や鹿児島純心女子大学などの私立大学も開かれており、市民が分け隔てなく教育を受けるために適した環境であると言えます。さらに、各社の企業が集まっている旧川内市エリアを中心に、働く女性を主な対象にした保育所や幼稚園などの保育施設がたくさん集まっていることから、共働きの家庭にとっても育児面において非常に暮らしやすい環境が整っています。

薩摩川内市の医師に関する情報

 薩摩川内市には全部で199人の医師がいます。これは鹿児島県内の市町村の中でも第3位であり、全国的にもかなり多い数字となっています。人口一万人当たりに換算しても19.98人であり、県内で第10位と比較的健闘していると言えます。病院施設としても12施設、診療所が109施設と、それぞれ県内で4位、2位であり、県内有数の医療体制を持つ都市です。医療に関連して老人保健施設や老人ホームなどの福祉施設も含めた施設数についても市内に310と県内4位の数字を誇ります。またこれらの施設で働く職員が全部で5863人いて、これも県内で上位に入る数字です。薩摩川内市の人たちにとっては老後の生活を送れる場所がたくさんあり、しかもケアが十分行き届くだけの職員数がいるということであり、すなわち安心して年を取ることができると言えます。
これらの医療体制の充実は薩摩川内市が旧川内市の時代から医療・福祉体制の充実に心血を注いできたという歴史が反映されていると言えます。特に確保が難しく、都市部への流出をしやすい若手医師の確保には力を入れており、市内の各病院には県内の大学の医学生がひっきりなしに見学に訪れています。これは、各々の病院での教育体制がしっかりしていることに他ならないのです。
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