高知県の南国市は、四国の中央南部にあり、高知市中心部から約10キロメートルほど東側に位置している市です。市の面積は約125平方キロメートルあり、その中には約2万2千世帯があり、人口は約4万8千人です。2005年まで、緩やかに人口は増加の傾向でしたが、それ以降減少傾向に転じています。特に女性を中心として60歳以上の高齢者の占める割合も高くにあり、高齢化も進みつつある地域です。
南国市では、助産制度や出産一時金制度、出産育児一時金制度などを導入することにより少子化対策に取り組みを見せています。市の健康福祉センターには「母子保健推進員」が存在し、「妊婦さんの家庭訪問」・「こんにちは赤ちゃん訪問(生後1歳頃)」・「離乳食教室や両親教室などの手伝い」などの活動を行っています。また、近年の消費税の引き上げによる易経を緩和するために、子育て世帯を対象に「子育て世帯臨時特例給付金」を支給するなど、経済的な側面からも子育てファミリーのサポートを行っています。
南国市には、市立稲生小学校、市立大湊小学校などをはじめとして15校の公立小学校があり、私立香長中学校、市立香南中学校など5校の公立中学校が存在しています。その他県立高等学校も3校あり充実した教育体制です。