三重県「尾鷲市」の医師求人特集(生活&医療情報)

尾鷲市の生活関連情報

尾鷲市は、面積が192.7 km²の地域で、三重県の南部に位置しています。

尾鷲市役場から津市役所までのアクセスは、車の場合、「紀勢自動車道 と 伊勢自動車道」経由だと1時間16分(94.1 km)で行くことができます。
また、電車の場合だと、「尾鷲駅〜紀勢本線 各停 亀山行〜津駅前〜長野線 平木〜三番町(津)~徒歩6分」経由で2時間20分で行くことができます。

尾鷲市を代表する人気スポットは、熊野古道馬越峠(三重県北牟婁郡紀北町)、尾鷲湾(三重県尾鷲市朝日町1 )、三重県立熊野古道センター(三重県尾鷲市大字向井)などがあります。

尾鷲市の医師に関する情報

三重県尾鷲市には人口16,252人(2020年国勢調査)が住んでいます。
三重県尾鷲市の2015~2020年における人口増減率は-9.76%と減少傾向となっています。
尾鷲市を含む東紀州医療圏に位置する地域の人口増減率を比べると、熊野市-7.83%、紀北町-10.61%、御浜町-7.57%、紀宝町-7.91%となっており、尾鷲市の人口減少率は周辺地域よりやや高いことがわかりました。
ちなみに、全国の人口増減率は-0.75%であるため、尾鷲市の人口減少率は、全国平均値よりも約10倍以上の減少率であることがわかります。

次に、三重県尾鷲市の高齢化率を調べてみると43.80%で、尾鷲市に住む約5分の2以上の人が65才以上の高齢者でした。
この数値を全国の高齢化率28.00%と比べてみると、尾鷲市の高齢化率が全国平均レベルよりも高いことがわかります。

では次に、三重県尾鷲市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が1施設(尾鷲総合病院:255病床)、一般診療所数は16施設あることがわかりました。
絶対数だけ見ると病院数/診療所数ともに少なく感じますが、人口対比で換算するとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院数は全国平均と同程度、診療所数は全国平均より多い地域であることがわかりました。
具体的なデータをご紹介します。
三重県尾鷲市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ6.15となっていました。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値69.98に対して98.45と約29ポイント多い数値であることがわかりました。
これらのデータから、病院数は人口に対して平均的である一方で、診療所の数は人口に対して全国平均より多い地域であることがわかりました。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、三重県尾鷲市に常勤している常勤医師在籍数は33名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.66人と比べて203.05人と約50ポイント少ない数値となっていました。
この結果から、全国平均に比べて三重県尾鷲市の常勤医師がやや不足している地域と言えます。
これらの医療資源に関するデータをまとめると、病院数は全国平均値と同程度で、診療所数は全国平均値よりも多い、そして常勤医師数は全国平均に比べると少ない地域であることがわかりました。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズはやや高い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医療機関よりも医師の希望が優先される可能性があると言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状を維持するとは限りません。
なぜなら人口減少の傾向があるからです。
そこで、三重県尾鷲市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、三重県尾鷲市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では93、2030年は83、2035年は73、2040年では64、2045年予測では56と、2020年に比べ44ポイント減少する予想になっていました。
これらの数値から三重県尾鷲市の医療ニーズは、現状の約4割減る可能性が高いと予想できます。
結果的に、医師の募集ニーズも減少することが見込めます。
そのため、長く働く場所として転職先にはお勧めしづらいエリアと言えます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では99、2030年は93、2035年は82、2040年では73、2045年予測では65と、2020年に比べて35ポイント減少する予想となっていました。
これらの数値から、三重県尾鷲市の介護ニーズも、現状より減少し、介護領域の医師の募集ニーズも減少する可能性が高いと言えます。
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