大分県「国東市」の医師求人特集(生活&医療情報)

国東市の生活関連情報

 国東市は、大分県にある半島の東部に位置する人口約3万人の街です。周辺を海や山に囲まれた自然豊かな穏やかなエリアで、市の中央にある山からは放射状に28の谷が延びています。国東市は「仏の里」とも呼ばれており、神仏集合の独自の仏教文化が栄えた歴史があります。寺院や石仏が山岳部一帯に建立されるなど、さまざまな歴史遺産が残されています。瀬戸内海南西部に位置しており、県内屈指の漁場としても知られています。
市内には11校の小学校と4校の中学校があります。市では核家族化や共働き世帯の増加に伴い家庭教育の低下や地域との関係の希薄化が問題となっています。子ども達が夢や希望が持てる地域総ぐるみの「協育」を目指し、市ではさまざまな取り組みを行っています。安岐小学校と安岐中学校が文部科学省のモデル校となり、多様な学びの場を設けて実践しています。その他にも学校体力向上推進校や地域不登校防止推進教員配置事業など、学力ばかりでなく体力やいじめ解決に対する推進事業を積極的に取り入れ、学校や家庭・地域が協働して子どもを育てています。また学習意欲の向上や個性を伸ばすことを目的に、放課後を利用して市内各地域の小中学校で「学びの教室」を開き、それぞれの個性や興味に応じた指導が行われています。

国東市の医師に関する情報

 国東市における病院施設数は3施設、一般診療所施設数は19施設、医師の数は28人となっています。人口10万人に対する病院施設数は全国の平均を上回っているものの、一般診療所施設数と医師の数は全国の平均を下回っています。内科や小児科・産婦人科などは充実をしていますが、65歳以上の高齢者の人口が年々増加の傾向にある市では、医療施設の数も医師の数もまだまだ不足している状況です。
国東市では生活習慣病の予防や健康寿命を延ばすことを目的に健康増進計画をたて、主に食事を中心においた健康づくり運動を行っています。また健康づくりに何かはじめたいという人のために、「さ吉くんで元気!健康チャレンジ」という催しを行っています。年に一回成果発表会が催され記念品がもらえるなど楽しみながら健康づくりができる取り組みです。
市の有名な病院は、国東市民病院・医療法人二豊会国見病院などがあります。特に国立市民病院は、高度な最先端の医療を提供する病院として地域の健康と命を50年以上見守ってきた中心的病院です。二次救急医療の指定病院として地域の医療機関と連携を取りながら24時間体制で患者を受け入れています。また住民健診や回復期のリハビリテーションも行っており、訪問看護や訪問リハビリテーションも積極的に力を入れています。
閉じる