佐伯市は大分県の南東端にある都市で、人口は約7万2000人で大分県内では第4位の規模を誇ります。江戸時代に佐伯藩の城下町が置かれた頃から海の幸、山の幸に恵まれていることで知られていました。これらの豊かな自然については、内陸部にある山々や沿岸部のリアス式海岸がいずれも国定公園に指定されるなど、現在も残されています。佐伯市は1889年に発足し、2005年に周囲の5つの町と3つの村と合併して現在の市となった結果、県内でも最大の面積を誇るようになりました。交通機関としてはJR日豊本線の駅が9つ通っており、このうち佐伯駅は市の中心部にあり発着本数のかなり多い駅となっています。一般のバス路線としては大分バスなどのバス会社の他、市が運営するコミュニティバスも発達しており、あらゆる世代の人たちに利用しやすくなっています。
さらに、佐伯市は県内有数の教育環境を持っています。市内には小学校が32校、中学校が15校あり、いずれも県内では大分市に次いで2番目に多い数字を誇っています。また高校は県立高校が3校、私立高校が1校あるなど、バリエーションに富んでいるという利点があります。さらに子育て環境としても優れていて、幼稚園の数は26園と、こちらも県内で2番目に多く充実した環境を象徴しています。