岡山県「瀬戸内市」の医師求人特集(生活&医療情報)

瀬戸内市の生活関連情報

 瀬戸内市は岡山県の東南部に位置し、広島からも大阪からもアクセスの良い場所にあります。牛窓地域は瀬戸内海に面しておりオリーブの町としても有名です。海には大小8つの島があり、マリンレジャーが盛んで平成25年度には年間観光客数は約36万人に至りました。邑久地域は、虫明湾でのカキの海面養殖が行われており「岡山かき」ブランドで販売されています。農業も盛んで温暖な気候を生かしてピオーネやレモンを生産しています。長船地域も温暖な気候をいかした米や麦、酪農などが盛んな地域です。このように瀬戸内市は、海や山の幸が豊富であることも影響して食育にも力を入れており、住んでいる土地で作られた農作物を旬に合わせて食べられる郷土料理を紹介しています。教育面では奨学金制度を取り入れており、経済的な理由で修学が難しい子どもたちに対して、高等学校時は1ヶ月16000円、大学(自宅通学)は1ヶ月40000円、大学(自宅外通学)は1ヶ月46000円の貸与制度を設けています。この奨学金制度は返還期間中、一定の要件を満たせば返還額の半分が免除されます。

瀬戸内市の医師に関する情報

 瀬戸内市の医療施設数を見てみると病院が4施設(長島愛生園:888病床、邑久光明園:410病床、瀬戸内記念病院:234病床、瀬戸内市立瀬戸内市民病院:110病床)、一般診療所が24施設あります。人口10万人あたりの施設数を確認すると、病院は全国平均値より4ポイント高く、診療所は全国平均値よりも約3ポイント低いことから、瀬戸内市の医療機関数は全国平均並みと言えます。しかし人口10万人あたりの病床数で比較すると、全国平均が1215.00病床であるのに対して瀬戸内市は4440.84病床と平均値の約4倍と圧倒的に病床数が多いことがわかります。)これは、瀬戸内市で病床数が1位・2位にあたる長島愛生園・邑久光明園が国立ハンセン病療養所であることが起因しています。(ハンセン病療養所は全国に13施設開設されています)ちなみに長島愛生園は国立ハンセン病療養所として最も歴史の古い施設です。また、瀬戸内市に在籍する医師数は74名で、人口10万人あたりの医師数は200.14名と全国平均値245.93人より約45ポイント少ないことがわかりますが、瀬戸内市周辺と比べると医師不足の度合いは緩やかであると言えます。次に瀬戸内市の医療・介護の需要予測を紹介します。各年代の人口推移をチェックすると、15?64歳までの生産人口は2015年を境に減少し、65歳以上の高齢者人口も2020年をピークに減少することがわかっています。具体的には、2010年の医療需要を100と起算した場合、2020年には98、2040年には85まで減少し、2010年の介護需要を100と起算した場合は、2025年と2030年には114と増加しますが徐々に減少し、2040年には104までに落ち着くといわれています。このデータからもわかるように、医療現場よりも介護現場での医師需要が今後伸びてくることが予想できます。そのため、瀬戸内市への医師転職を検討している場合、介護施設の施設長求人や、介護施設を回診する在宅医療医師の募集が増加するでしょう。では現在の医師募集状況を確認していみましょう。瀬戸内記念病院では精神科医の募集を行っています。(2017年6月現在)認知症治療に力を入れている瀬戸内記念病院では、バス・トイレ・洗面・ネット環境を整えた当直室を設置したり、電子カルテを自室からオーダリングできるようにするなど働く常勤医師の働きやすさにも力を入れています。
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