大阪府「藤井寺市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

大阪府藤井寺市には人口63,688人（2020年国勢調査）が住んでいます。
大阪府藤井寺市の2015～2020年における人口増減率は-2.67％と減少傾向です。
周辺地域の河内長野市の人口増減率-4.95％と比べると、減少率はやや穏やかなだと言えます。
また大阪府藤井寺市の高齢化率は28.40％と、約4人に1人以上が65才以上の高齢者という地域となっています。

そんな大阪府藤井寺市の医療施設数を調べてみると、病院が4施設(市立藤井寺市民病院:98病床、医療法人ラポール会　青山病院:92病床、医療法人ラポール会　青山藤ヶ丘病院:60病床、医療法人ラポール会　田辺脳神経外科病院:50病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は69施設あることがわかりました。

次に、医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
すると、病院数は全国平均値とやや少ない一方、診療所は全国平均値よりも多いことがわかりました。
具体的なデータを見ると、大阪府藤井寺市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ6.28でした。

次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算すると、全国平均値69.75に対して 108.34と、約50ポイントも高いことがわかりました。（参照元：2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算）

次に、医療従事者数についても調べてみたいと思います。
大阪府藤井寺市に常勤している医師在籍数を調べてみると、常勤医師在籍数は 126名でした。（2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて197.84人と、全国平均値に比べて約53ポイントも少ないことがわかりました。
つまり、大阪府藤井寺市の常勤医師数は、全国平均に比べて非常に少なく、常勤医師数の不足状況は大変厳しいということが推測できます。

次に、大阪府藤井寺市の20年後、30年後の状況の変化についても確認してみましょう。
医師募集傾向の今後の変化を把握するために、大阪府藤井寺市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
すると、2025年予測では103、2030年は101、2035年は99、2040年では97、2045年予測では96と、2045年までに2020年に比べて4%の減少が予想されています。
このデータから考察すると、大阪府藤井寺市の医療現場での常勤医師募集ニーズは、現状に比べてやや減少するか現状を維持する可能性が高いと言えます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しました。
2020年実績を100とした場合、2025年予測では116、2030年は116、2035年は111、2040年では110、2045年予測では114と、2045年までに14%増加することがわかります。
これらのデータから、大阪府藤井寺市の介護現場での常勤医師募集ニーズは、現状よりも増加する可能性が高いという推測が立ちます。