大阪府大阪狭山市には人口58,435人(2020年国勢調査)が住んでいます。
大阪府大阪狭山市の2015~2020年における人口増減率は1.11%と増加傾向です。
また大阪府大阪狭山市の高齢化率は28.10%と、約4人に1人以上が65才以上の高齢者という地域となっています。
そんな大阪府大阪狭山市の医療施設数を調べてみると、病院が7施設(市近畿大学病院:929病床、医療法人恒昭会 青葉丘病院:681病床、医療法人六三会 大阪さやま病院:279病床、医療法人樫本会 樫本病院:199病床、社会医療法人さくら会 さくら会病院:147病床、医療法人正雅会 辻本病院:99病床、医療法人恒尚会 兵田病院:81病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は49施設あることがわかりました。
次に、医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。すると、病院数/診療所ともに全国平均値よりも多いことがわかりました。
具体的なデータをチェックしてみましょう。
大阪府大阪狭山市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ11.98と、約5ポイント高くなっていることがわかりました。次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算すると、全国平均値69.75に対して83.85と、約14ポイント高いことがわかりました。(参照元:2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算)
次に、医療従事者数についても調べてみたいと思います。大阪府大阪狭山市に常勤している医師在籍数を調べてみると、常勤医師在籍数は 668名でした。(2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて1143.15人と、全国平均値の約4倍以上であることがわかりました。
つまり、大阪府大阪狭山市の常勤医師数は、全国平均に比べて非常に多く、常勤医師数の転職時の条件交渉時は、やや不利になる可能性が高いと言えます。
次に、大阪府大阪狭山市の20年後、30年後の状況の変化はどのようにな推測が出ているのでしょうか。医師募集傾向の今後の変化を把握するために、大阪府大阪狭山市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動を調べてみました。
すると、2025年予測では105、2030年は104、2035年は102、2040年では101、2045年予測では99と、2045年までに2020年に比べてわずか1%の減少のみで、現状とほぼ変わらない予想が出ています。
このデータから、大阪府大阪狭山市の医療現場での常勤医師募集ニーズは、現状維持する可能性が高いと言えるでしょう。
では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しました。
2020年実績を100とした場合、2025年予測では121、2030年は125、2035年は123、2040年では122、2045年予測では123と、2045年までに23%増加することがわかります。
これらのデータから、大阪府大阪狭山市の介護現場での常勤医師募集ニーズは、現状よりも増加する可能性が高いでしょう。