滋賀県「東近江市」の医師求人特集(生活&医療情報)

東近江市の生活関連情報

東近江市は滋賀県の東の辺りにあり、彦根市や近江八幡市、甲賀市に隣接しています。
面積は388.37平方キロメートルで、市の木はイロハモミジ、市の花はムラサキです。
観光スポットとして、鈴鹿国定公園や万葉の森船岡山があります。

また、伝統産業である「東近江大凧」が有名で、かつては200畳にもなる凧が挙げられたこともあります。
これに関連する「世界凧博物館 東近江大凧会館」は、東近江市ならではの施設と言えるでしょう。

東近江市の医師に関する情報

滋賀県東近江市には人口114,180人(2015年国勢調査)が住んでいます。
滋賀県東近江市の2010~2015年における人口増減率は-1.12%と減少傾向にあります。
また滋賀県東近江市の高齢化率は24.70%と約4人に1人近くが65才以上の高齢者が住むエリアとなっています。

そんな滋賀県東近江市の医療施設数を調べてみると、病院が7施設(医療法人医誠会 神崎中央病院:400病床、独立行政法人国立病院機構 東近江総合医療センター:320病床、医療法人恒仁会 近江温泉病院:232病床、東近江敬愛病院:154病床、医療法人社団昴会 湖東記念病院:129病床、東近江市立 能登川病院:102病床、医療法人社団幸信会 青葉病院:98病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は57施設あることがわかりました。

では、この滋賀県東近江市の医療機関数を人口対比でみた場合、どのようなことがわかるのでしょうか。
チェックしてみると、滋賀県東近江市の病院数は全国平均値並み、滋賀県東近江市の診療所数は全国平均値より少ない地域であることが分かりました。
具体的に詳細のデータをご紹介しましょう。
滋賀県東近江市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ6.13とほぼ同水準でした。

次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値をチェックしてみると、全国平均値68.94に対して49.92と約19ポイント差で、平均値よりも大幅に少ないことがわかりました。(参照元:2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)
これらのデータから、滋賀県東近江市の医療機関の充実度は、全国平均値に比べてやや低い地域だと推測できます。

では、滋賀県東近江市に常勤している医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。
チェックしてみると、常勤医師在籍数は198名であることがわかりました。(2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比べて177人と67ポイント低いということがわかりました。
このことから、滋賀県東近江市の医師数の不足状況は、全国平均値と比べて深刻な状況と考えられます。
つまり、医師募集ニーズは全国平均値に比べて高いエリアだと言えます。

では、滋賀県東近江市の常勤医師募集傾向は、数十年後も現状のままなのでしょうか。
医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、滋賀県東近江市の2015年医療需要の実績を100とした場合の需要変動を調べてみました。
すると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では104、2025年は107、2030年予測は109、2035年では108、2040年予測では107、2045年予測では106と、現状に比べて微増か、ほぼ変わらない状況になるという予想だとわかりました。
つまり、滋賀県東近江市の医療現場での常勤医師募集ニーズは、現状維持の可能性が高いといえます。

では次に、介護現場での医師募集ニーズの今後の推移についても調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しました。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では111、2025年は127、2030年予測は136と急増したのち、2035年では137、2040年予測では138、2045年予測では138と、2045年まで2015年水準の約1.4倍まで増加する予想が出ていました。
これらのデータから、滋賀県東近江市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状より高くなる可能性が高いと言えるでしょう。
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