滋賀県「野洲市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

滋賀県野洲市には人口49,889人（2015年国勢調査）が住んでいます。
滋賀県野洲市の2010～2015年における人口増減率は-0.13％と減少傾向にあります。
また滋賀県野洲市の高齢化率は24.30％と約4人に1人近くが65才以上の高齢者が住むエリアです。

そんな滋賀県野洲市の医療施設数を調べてみると、病院が3施設(市立野洲病院:199病床、びわこ学園医療福祉センター野洲:143病床、湖南病院:116病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は36施設あることがわかりました。
では、この滋賀県野洲市の医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
確認すると、滋賀県野洲市の病院数は全国平均値よりもやや少なく、診療所数は全国平均値よりやや多い地域であることが分かりました。
具体的には、滋賀県野洲市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ6.01とほぼ同水準であることがわかりました。

一方、一般診療所数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均値68.94に対して72.16と約4ポイント高い数値になっていました。（参照元：2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）
これらのデータから、滋賀県野洲市の医療機関の充実度は、全国平均とさほど変わらない状況だと言えます。

次に、滋賀県野洲市に常勤している医師在籍数についてチェックしてみましょう。
すると、常勤医師在籍数は68名でした。（2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比較して136.30人と約108人少ないことがわかりました。
つまり、滋賀県野洲市の医師数は、全国平均値と比べてかなり不足している可能性が高く、医師募集ニーズは全国平均値よりも高いと言えるでしょう。

では、滋賀県野洲市の常勤医師募集傾向は、今後も現状のままなのでしょうか。
医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、滋賀県野洲市の2015年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をチェックしてみましょう。
すると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では106、2025年は110、2030年予測は110、2035年では109、2040年予測では108、2045年予測では108と、現状よりもやや増加した後は水準を維持することがわかりました。
結果的に、滋賀県野洲市の常勤医師募集ニーズは現状維持する可能性が高いと言えます。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについても調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想していきます。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では119、2025年は141、2030年予測は148と急増したのち、2035年では144、2040年予測では142、2045年予測では146と、2045年まで2015年水準の約1.4倍強を維持することがわかりました。