徳島県の鳴門市は、四国の中では最東端に位置していて、徳島市の北側の市です。約136平方キロメートルの面積があり、その中には約5万9千人の人々が居住しています。人口は1995年まで緩やかに上昇傾向でしたが、それ以降は緩やかに減少傾向に転じています。年齢別人口分布をみると、50歳代と70歳以上の高齢者の占める割合が高くなり、高齢化が進みつつある地域です。
鳴門市では、「子どもはぐくみ医療費助成制度」を導入することにより、0歳児から小学校終了までの子どもに関する医療費の助成を行うことにより、子育てへの経済的支援を行っています。他にも「ひとり親家庭等医療費助成」なども導入されています。また、「ファミリー・サポート・センター事業」では、子育て援助を受けたい人と、育児の援助ができる人が会員登録して、お互いに紹介しあう事業を展開しています。保育施設の保育終了後も援助が受けられたり、保育施設までの子どもの送迎の依頼ができるようになるなどのメリットがあります。
鳴門市の中には、15校の公立小学校があります。その他、6個魚公立中学校と、2校の県立高等学校があります。鳴門教育大学もあり、小学校高の義務教育から大学まで教育機関が充実しています。