鳥取県「智頭町」の医師求人特集（生活＆医療情報）

鳥取県智頭町は人口7,154人（2015年国勢調査）が住む市で、鳥取県の東部にあり、岡山県との県境に位置しています。医療施設数は、病院が1施設(国民健康保険　智頭病院：99病床)、そして一般診療所が3施設あります。医療機関数だけに着目すると、とても少ない智頭町ですが、人口対比で医療機関数を見た場合、病院は全国平均数よりも多いことがわかりました。具体的には、智頭町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して13.98と約２倍以上、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値68.14に対して41.93と全国平均より約27ポイント低いことがわかりました。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。調べてみると、鳥取県智頭町に在籍する医師数は15名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、智頭町は209.67人と約28ポイント低いことがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）この結果から、鳥取県智頭町の現在の医師数は不足状況にあると言えます。しかし、この状況は長くは続きません。というのも、鳥取県智頭町の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」チェックしてみると、智頭町の医療需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では96、2025年は91、2030年予測では84、2035年では77、2040年予測では68、2045年予測では59になるという予想がされています。つまり、医療機関における医師募集ニーズは現状よりは緩和すると言えます。一方、智頭町の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では98、2025年は96、2030年予測では96、2035年では93、2040年予測では84、2045年予測では72になるという予測が出ています。このデータからもわかるように、智頭町の高齢者／超高齢者人口は今後減少し続けます。その結果、現状の医師体制が維持されれば医師不足の深刻度もやや緩和してくると考えられます。智頭町のように今後徐々に医療・介護ニーズが減少し続ける地域ばかりではありません。同じ鳥取県内であっても人口推移に違いが出てくるため、医師募集ニーズの傾向に違いが出てくることは自然な流れと言えます。もし転職を検討されているのであれば、事前に働きたいエリア・施設の医師募集ニーズをチェックすることをオススメします。もし、鳥取県智頭町で転職を検討している医師の方がいらっしゃいましたら、お気軽に医師専門の転職エージェントにご相談ください。