鳥取県「米子市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

鳥取県米子市は人口149,313人（2015年国勢調査）が住む市で、鳥取県の西部に位置しています。医療施設数を調べてみると、病院が13施設(鳥取大学医学部附属病院：697病床数,独立行政法人労働者健康安全機構　山陰労災病院：377病床数,養和病院：290病床数,医療法人勤誠会　米子病院：270病床数,独立行政法人国立病院機構　米子医療センター：270病床数,医療法人同愛会　博愛病院：199病床数,医療法人友紘会　皆生温泉病院：161病床数,医療法人育生会　高島病院：119病床数,米子東病院：95病床数,皆生病院：70病床数,鳥取県立総合療育センター：69病床数,錦海リハビリテーション病院：48病床数,新田外科胃腸科病院：31病床数)、そして一般診療所が150施設あり、鳥取県内でもトップクラスの医療機関数がある地域であることがわかりました。さらに、これらの医療機関数を人口対比で見た場合にも、病院・一般診療所ともに全国平均数よりも多いことがわかりました。具体的には、米子市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.52に対して8.71と約2.2ポイント高く、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した場合、全国平均値68.14に対して100.46と全国平均より約32ポイント高いことがわかりました。この結果から、鳥取県米子市の医療機関数は、他の地域に比べて多いと言えます。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）では、鳥取県米子市の医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。調べてみると、鳥取県米子市に在籍する医師数は772名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数237.28人と比較すると、米子市はなんと517.03人と、全国平均値に比べて２倍以上の医師が従事していることがわかりました。（人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）この要因の一つには、米子市には医師にとって魅力的な病院が多く集まっていることが挙げられます。これからスキルアップしたい医師にとっては指導層が厚い病院や最新の設備や症例数の多い病院に人気が集まり、ベテランの医師にとっても若手が多く集まる病院で働くことで業務量の分担につながり、自分の研究や業務に集中できる環境が整います。これらのことが回り回って患者満足度につながり、患者数が増加することに繋がるという、正の循環がある数少ないエリアと言えます。総じて、鳥取県米子市の医療資源（医療機関数・医師数）は大変豊かだといえます。一方で他のエリアを見渡すと、今後の人口減少の影響により、米子市のような正の循環が回らなくなったエリアは生き残りの厳しい時代に入ると言えるのではないでしょうか。では次に、米子市の今後数十年後に渡る医療・介護の需要予測をチェックして見ましょう。つまり、今後25年間は需要は伸び続け、医師の募集ニーズもそれに比例して増加すると考えられます。実際に、鳥取県米子市の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」をチェックすると、医療需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では104、2025年は108、2030年予測では109、2035年では108、2040年予測では108、2045年予測では108と2025年以降、水準を維持することがわかります。つまり、医療現場においては今の医師募集ニーズも維持されると言えるでしょう。次に、米子市の介護需要予測指数について調べてみると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では110、2025年は124、2030年予測では130、2035年では130、2040年予測では129、2045年予測では130になるという予測が出ています。つまり、介護現場においては今の医師募集ニーズは徐々に増加すると言えます。米子市のように今後、医師募集ニーズが増加する地域は決して多くはありません。そのため、鳥取県内で転職を検討されるなら、米子市はオススメのエリアと言えます。もし転職を検討されているなら、事前に働きたいエリア・施設の医師募集ニーズをチェックすることで、長期的に満足のいく医師人生を送ることができます。